体験談

まさか体や目の症状の原因が目からだとは気が付きませんよね。

しかし、遠視、乱視、斜位などを眼鏡矯正して解決した体験談です。(写真はイメージです)

ごく一部の体験談を記載しました。


肩こりマッサージに通っている女性

 

極めて短時間で肩こりのとれるのがわかりビックリ

 

 

40代の女性です。

ご主人の眼鏡を作るため、ご一緒に来店され、ご本人は眼鏡を購入するつもりはありませんでした。

ところが当店の店内に貼っているチラシ「肩こり用の眼鏡があります」と書いてあるのを見て「どんなものですか」と尋ねられました。

そして「実はすごい肩こりであんまさんに時々行っています。」と言われました。

そこで目と体の関係を簡単に説明し「とにかく、検査してみます。経験してください」と話しました。

さっそく検査すると、右目は近視性乱視、左目は遠視性乱視でした。それと上下斜位がありました。ご本人は遠方視力を問題にする程ではなく、老眼鏡はすでに持っておられました。

こちらとしてはこの上下斜位が肩こりの原因だなと考えました。

 

検査後、仮の眼鏡を作り掛けてもらいました。「20分程掛けて様子を観てください。」と言うと「そんなに早く判りますか?」と半信半疑でした。本来は20分様子見るところ、用事があったので早めに切り上げられましたが、肩こりが軽くなったのが判ったということでした。

あまりに短時間で分かったとのことで、こちらが逆にビックリしました。さっそく作ることになりました。

数日後出来たので掛けてもらっています。

 

強調したのは「この眼鏡は見るだけの眼鏡では無く、肩こりをとるための眼鏡です。肩こりがとれなかたら是非そう言って来て下さい」と伝えました。

その後、肩こりはほとんど感じなくなり、あんまにも行っていないということでした。

 


  眼科では原因がわからないと言われた

  白内障手術後の目の疲れ

 

   視力は悪くないのに目が疲れる

70代の女性です。半年程前に白内障の手術をされたお客さまです。術後の視力は良くなり喜んでおられますが、目が疲れるので、手術した眼科へ診せに行ったということです。

医師に診せましたが「年齢のためだろう。」と言われ自分でもそうなら仕方がないと諦めていました。

 

目の疲れは気になりながらも老眼鏡を作ろうと象牙堂めがね店へ来店されました。

 当店(象牙堂めがね店)は老眼鏡が欲しいという方にもまず遠方の度から検査します。この基本となる度を検査してから老眼の度を決めます。

検査をすると乱視があり遠視もあることがわかりました。斜位はありませんでした。遠視の方は疲れが生じることが多いので「疲れはありませんか」と尋ねると目が大変疲れるとのことでした。そして眼科では年のせいだと説明されたと話されました。

 

私は原因は遠視から生じていると考え日常掛ける眼鏡が必要だと説明しました。是非、仮眼鏡で試してみたいと言われたので眼鏡をお作りする前に仮の眼鏡で目の疲れの様子をみました。来店された時点では疲れていたのに仮眼鏡を30分ほど掛けていると疲れを感じなくなっていました。(ご本人の説明)

 

常時掛けておきたいと遠近両用眼鏡を希望されました。数日後、出来たらさっそく掛けて帰られました。具合が良くないときはいつでも来てくださいと伝えています。

 


いつも目が緊張しているのは

パニック障害の症状だと思っていた 


30代の娘さん。いつも目に力が入ったようで休まることがなく、それまで仕事にしていた漫画のイラスト描きも辞めてしまいました。病院ではパニック障害だとみなされていました。そのため漢方薬を飲んでいるが、症状の改善はほとんどないとの話しでした。

 

彼女の父親が娘もひょっとしたら目からかも知れないと思い当店に相談しました。「娘の体の状況からして象牙堂へ連れて来れない。我が家へ来て検査してもらえるだろうか」との相談を受け引き受けました。

ご自宅へ出かけて、ご本人と話をすると「目に力が入って休まることがない」と言われました。

そこで検査をすると弱い近視と斜位がありました。その日は当地に宿泊することにしましたのでその間検査した度の仮眼鏡を掛けておいてもらうよう頼みました。

翌日父親が宿泊先のホテルへ私を迎えに来てくれました。そして開口一番「娘は仮眼鏡を掛けていると気持ちいいと言っている」とのことでした。

本人の話では、今まで目がこんなに楽になったことはないとのことでした。

翌日も再度検査をして度数を決めました。眼鏡は1週間ほどでできましたので送りました。

 

その後の体調をラインで送って来ましたが、「あれからいわゆるパニック障害の症状はかなり良くなりました。」とのことでした。

当初聞いてはいなかったのですが、小麦粉で出来たものを食べると目の周りが痒くなっていたそうです。その症状も軽くなったとのことでした。彼女のアレルギーは斜位から来ていたのではないだろうかと考えています。「眼精疲労の実態」で斜位はアレルギー症状との関係が大きいデータがあります

 

数か月後連絡があり、今では眼鏡無しの生活は考えられない状態で、ご本人も大変喜んでいるとの連絡をうけました。 


50肩だと思っていた 


70代の男性。いつも肩に荷物を載せているような感じでしたが、いわゆる50肩だと思っていて目との関係は全く考えてもいませんでした。あんまに行ってもその時だけは気持ちいいけど、帰ってくるとまたこってくる状態でした。

 

たまたま老眼鏡を作りに来店されました。老眼鏡を作る時も必ず遠用度を検査します。検査の結果、遠視、乱視、斜位のあることが判りました。これらの原因で肩こりがしているかもと思い「肩がこるとか、頭痛がするとかありませんか」と聞きました。すると肩が痛くて夜も寝れない位ほどだということでした。

そこで老眼鏡はもちろん必要ですが、肩こりは目から来ているかもしれない、もしそうなら日常眼鏡をかける必要があるとの説明をしました。そしてメガネを作る前にまず仮眼鏡で試してみることにしました。30分~40分ほど掛けてもらうと肩が楽になるのが判ったというこでした。

 

しかし、当人はなかなかメガネで肩こりが取れるとは思えないで「暗示にかかった」と言っていました。

「暗示なら神社参りでも良くなるでしょう」と笑いながら話しました。とにかくメガネを作ることになりました。

 

その後メガネが出来て掛けておられますが、肩こりはすっかり良くなっているとのことです。 

  


白内障の手術後の眼鏡で

目がころころする

70代の女性。1年半ほど前に白内障の手術をされました。

その後の眼鏡は手術した眼科で度を合わせて掛けていました。ところが、目がコロコロして痛いとのことで、眼科に相談したそうです。しかし原因不明とのことでした。

 

この方は手術の前は当店で検査して眼鏡を合わせ、斜位矯正をした眼鏡を掛けていました。しかし、手術後は眼科処方で斜位矯正のしていない眼鏡を掛けていました。(斜位は見える事には支障はないので一般的に斜位の検査はしません。)

すなわち斜位矯正すべき人に斜位矯正がされていませんでした。そのため目の疲れの一つとしてコロコロした感じがするのだと思いました。

 

検査をするとやはり以前のように斜位がありました。斜位を矯正した眼鏡を作りお渡ししました。この方はすぐにはコロコロが取れたわけではあるませんが、数日のうちに不快感はなくなり今は快適に生活しておられます。

 

この方は以前から象牙堂めがね店へ来ておられて、自分の目に斜位があることや斜位が眼精疲労を起こすことをを知っておられました。だからまた来店されましたけれど、もし当店を知らなかったら原因不明の目の不快感となって、一生悩んだかも知れません。 

 


右の肩のみが凝る


50代の男性。「他店で作ったメガネを掛けているが右側の肩のみがこる」と言っていたお客さんの話です。

ご本人は、右手を多く使うから凝るのだろうと思っているとのことでした。

 

検査の前に「じゃ今も凝っていますか?」とお聞きしたところ、「もちろん凝っています」と言われました。

そこで検査したところ、遠視と乱視がありました。

従来の眼鏡は、左目の度はまあまあ合っていましたが、右目の度が弱すぎていました。(遠視は弱めに合わせても視力にはあまり問題はありませんが疲れは取れません。ご本人も気付かない状況です。)

そのため右の肩が凝るのだろうと思い、検査後、仮の眼鏡で「しばらくでいいですから掛けていてください。様子を観ます」と言って様子を観てもらいました。

30分ほどして、様子を聞くと軽くなっているとのことでした。ご本人は不思議だなと何度も言いながら半信半疑のようでした。

メガネを作り直しましたが、今は肩こりは感じなくなったとのことです。今まで右手を使うために右肩が凝ると思っていたのは間違いだったと言っていられました。


目の疲れと眩しさでつらい


40代の男性。視力は大して悪くないので眼鏡は掛けていませんでした。しかし、目が疲れる、眩しいと悩んでいました。外出の時は、サングラスをしていました。すると、眩しさはしのげるけど目の疲れはまったく取れませんでした

 

ある時、眩しさと目の疲れはメガネで解決したという知人の話から象牙堂めがね店へ来店されました。

検査をすると遠視で斜位がありました。上斜位もありました。検査後、仮眼鏡を与え「これで外を見てください。眩しさはどうなるでしょうか」とお願いしました。

最初は室内から見ておられましたが良く分からないので、外へ出て見てみると言って外へ行かれました。

「レンズにカラーが入っていないのに眩しさがとれる」と言われました。これは試用時間は不要ですぐに判ってもらえます。仮眼鏡を掛ければ眩しさはとれ、外せばまた眩しいということでした。

 

 眼鏡を変えてから今までの目の疲れと眩しさは無くなったそうです。

後談ですが、「実は血圧も高かったんだよ。メガネのためかどうか分からないけど今は血圧も正常だよ」と言われましたが私は内心これも眼鏡で正常になったのだなと思いました。「眼精疲労の実態」で遠視性の目は高血圧との関係があるというデータがあります。

なぜなら、血圧も自律神経との関係が大きいからです。(目ー>脳神経ー>自律神経ー>血圧) 


フレームが重たく感じる


60代の男性で老眼鏡のみを使用しています。来店された動機はフレームが重たいということでした。メガネを掛けると鼻がズンズンして痛い、羽のように軽いフレームは無いだろうかと相談でした。

お客様がその時持っていたフレームはかなり軽いタイプでした。だから、次のように説明しました。これ以上軽いフレームにしても解決するとは限らない、果たしてフレームの重さから来ているのだろうか、目の状態からフレームを重たく感じることもある。と

 

とにかく目の検査をすることにしました。すると遠視性の目で、斜位がありました。そこで斜位を矯正したレンズをテストフレームに入れて、しばらく様子を観てみました。テストフレームですから普通のフレームより何倍も重たいのに、試している間重たいとは言いませんでした。そこで、「今はジンジンはどうですか」と聞きましたら「何ともない」との返事でした。私はこれは斜位から来ているのかと思い「ジンジンするのは眼精疲労の一種」だろうと説明しました。

このように遠視で斜位のある場合、日常眼精疲労で悩んでいるのが普通ですが、この方は大したことが無いという話でした。やや珍しいケースでした。

 

そこで彼の老眼鏡に斜位を矯正して作りました。それからは老眼鏡を掛けても鼻のジンジンは無くなったということです。 


左肩が凝る


50代の女性です。肩が凝るということを友人に話したら「自分はメガネを合わせたら肩こりがとれた」と言われ、早速、象牙堂めがね店へ来店されました。

お客様との会話です。

お客様「左肩ばかり凝るけどなぜでしょうか? 右手ばかり使って左手はあまり使わないからでしょうか?」

私は「右肩の凝る人は右手を多く使うから、左肩が凝る人は左手を使わないからと勝手に言いますが、それは多分目から来ていると思いますよ。皆さん自分なりに原因を考えますが面白いですね」と応えました。

「今、店へ来たときは凝っていましたか?」と聞くと「いつも凝っていますので勿論凝っていました」とのことでした。

 

目を検査すると遠視と斜位がありました。

「しばらく掛けておいてください」とお願いし30分ほど掛けてもらいました。その間、ご本人は肩を回したり首を振ったりしていました。「どうですか? 肩は楽になりましたか?」と聞くと「確かに違います。まだ完全にとれたとは言えないですが、かなり良くなりました」との返事をいただきました。

そこで眼鏡を作製し常時掛けてもらっていますが、現在は快適に過ごせておられます。

 


目が大きく開かない


40代の女性。

象牙堂めがね店のお客様の紹介でお見えになりました。最初来られた時は、辛そうな表情でした。

おたずねすると、肩こり、頭痛、腰痛、目の疲れ、眩しさなど多くの疲労を訴えておられました。

特に、目が大きく開かないのが辛いという事でした。こんなに辛い状況なのに性格は明るい方でした。

視力はうんと悪くなかったため眼鏡は掛けておられませんでした。

 

検査をすると遠視と斜位がありました。斜位の度はp25程あったため、レンズメーカーで作れない程強い斜位でした。

メーカーで作れない足りない分をフレネル膜というレンズに貼るプリズムで対応しました。大企業に勤務され定期検診もあるのに、こんなに大きな斜位が放置されているのに驚きました。しかし、検診では視力検査はあってもそれ以外の検査はないようです。

この方は30分で症状がとれるという訳にはいかず、斜位の度の決定にかなりの時間を要しました。さらにテスト用の眼鏡を幾つか作りました。テスト用眼鏡で症状がとれるのを確認して眼鏡を新作しました。

そのようなことで疲労のほとんどはとれてしまいました。苦にしていた「目が大きく開かない」のが大きく開いて気持ちいいと言って大喜びでした。

最初お会いした時の、額にしわを寄せていた辛そうな状況もなくなり、表情が明るくなられました。

 

その後、体の調子が良くないと目かも知れないと思って象牙堂めがね店へお見えになります。

検査で目に変化があれば、レンズ交換などしますが、フレネル膜の修正で済むことも多いです。